【32歳総合職ことみの婚活こじらせ体験記#3】いいなと思う男性にお断りされてばかり!

独身女性で現在婚活をしている方、または婚活に興味のある方に向けて、婚活にとって重要なポイントである「コミュニケーション」の講座を行います。

こんにちは!

吉祥寺の結婚相談所マリッジサロン フリッカ(Marriage salon Fricka)の福崎ことみです。

マリッジサロン フリッカ(Marriage salon Fricka)は、婚活も、人生もまるごと幸せを手に入れる!結婚相談所です。婚活中はマインド(心の状態)を楽しく正しく整えながら、あなたの魅力をさらに開花し、発揮することで幸せな結婚を目指していきます。

今週は雨が多い予報の都心です。
今週が終わると、一気に寒くなりそうな感じがいたしますね。

さて、本日も【ことみの婚活こじらせ体験記シリーズ】をお送りいたします!(ブログアップのスピードを上げてまいりますよ🙈)


本日は、【大手結婚相談所編(光が見つからない編)】#3をお送りいたします。ついに、大手結婚相談所編も終盤となります。

(参考)

ことみの婚活こじらせ体験記シリーズの全体像は以下の通りです。

本編は1~5の内容で構成されており、全20話に渡ってお送り予定です。

本編をはさむように、はじめに、と終わりも、書いていきたいと思います。

前回までのお話はこちらをご覧ください。

1.【大手結婚相談所編(光が見つからない編)】 #2

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それでは、1【大手結婚相談所編(光がみつからない編)】#3をスタートします!

40歳のAさんとのプレ交際が終了したあとに出会った、もう一人の印象的なBさんが登場します。

32歳当時、大手相談所で婚活をはじめた私は、仕事だけの日々から、「お見合いが成立したか?」、「お見合い申込があったか?」を手元のスマホで確認する毎日へと変わっていました。

40歳のAさんとのプレ交際が終了したあと、38歳Bさんからお見合い申込がありました。

Bさんは、38歳、帰国子女、丸の内にある大手有名商社にお勤めの方です。

お見合い写真はくしゃっとした笑った顔がとても印象的でした。

<お見合い>

新宿にあるホテルラウンジでお見合いが決まり、当日は白のブラウスに菜の花色のスカートで待ち合わせ場所に向かいました。Bさんは早めに到着しており、目が合うと「あっ!」とニコっと笑ってくれました。

カウンター席に案内されたあと、Bさんは「なんでも好きなものを頼んでください」とメニューを広げてくれ、椅子と体を私の方に向け、前のめりで一生懸命話をしてくれました。もう、開始1分から婚活プレゼンがスタートした感じでした。

自分の生い立ちや私のことをとても気に入って申込をしたこと、実際に会ってとても綺麗だと思ったこと、結婚をしたいと思っていること。

とにかくものすごいパワーで話をしてくれました。

私はというと、お互いに本が好きという共通点もあったので、バッグのなかに入れていた男女の脳についての本を見せて、ちょっと感想を伝えました。

あっという間に彼のプレゼンの1時間が終了。

1時間ぴったりで「お見合いは1時間と言われていますから」とスマートに席を立ちました。

そして、「絶対に次も会いたいのでよろしくお願いします!」と力強く告げてくれたBさんに御礼をいって、帰宅しました。

<お見合い結果>

これまでの恋愛同様に、基本受け身の私は、ストレートに伝えてくれる男性にとても弱く、「せっかく会いたいと言ってもらったのでもう一度会ってみよう」、と「OK」を担当カウンセラーに伝えました。

<1回目のプレ交際デート@神保町>

 Bさんと無事に連絡先を交換し、お互い本が好きなこともあり、気になっていた神保町のことを話題にすると、「美味しいカレー屋さんもあるのでぜひ行きましょう」と快い返事がありました。

待ち合わせはお昼前の神保町駅。

変わらない笑顔でBさんが待っていてくれました。

神保町の古本屋巡りをしながら、色んな話をしました。ふと彼が英語で話すことがあり、学生時代から英語を頑張っていた私は憧れのまなざしに。

さりげなく、Bさんから「お見合いのときに教えてくれた本、読みましたよ」と話をしてくれました。

彼のおすすめのカレー屋さんへ到着。入店を待っている間、ビジネスの話や住んでいたアメリカでの生活の話など、また色々話をしてくれました。

カレーがとてもおいしくて、「美味しいお店を知っているんだな」、と美味しいもの好きの私はとても嬉しかったです。

その後、自分のおすすめの公園に連れていきたいと、タクシーを捕まえて、千鳥ヶ淵近くの公園へ。

ふと、公園で仲良く座ってお話をしていた40代くらいのご夫婦が雰囲気がとても素敵で、かっこよくて「あの夫婦いい雰囲気~」と二人で語り合ったり、公園を歩きながら、いつも公園のお気に入りの場所で本を読んでいることを教えてくれたり。

ベンチに座って、そして、なぜ私に興味をもってくれたのか、を教えてくれたBさん。

しっかりとした学歴を築きながら生きてきたことをすごい、という言葉があり、Bさんの父親が商社勤めの忙しい人で、立派な母親が専業主婦として自分を育ててくれたことを感謝している話もしてくれました。

彼の話から、しっかりと家庭を任せられる人を探しているのだ、ということがビシバシ伝わってきました。

<1回目のデート後>

Bさんのスマートなデートがとても楽しく、自分の知らない場所にどんどん連れて行ってくれ、また気持ちをストレートに沢山伝えてくれ、素直に嬉しかった私。

メールで御礼ととても楽しかったことを伝え、Bさんからは「また会いたい」と連絡がありました。

担当カウンセラーにも、「とても楽しかったこと」を伝え、「Bさん、とてもスマートでデートを演出してくださったんですね!」との返事がきました。

<2回目のプレ交際デート@吉祥寺

私が吉祥寺に大学生時代からよく言っていたことを会話に出したことがきっかけだったか、次のデートは一週間後に吉祥寺に決定しました。

夕方、吉祥寺駅でBさんと会い、またBさんの楽しい話を聞きながら、予約をしてくれた本場アメリカ仕込みの知る人ぞ知るピザ屋さんに連れて行ってもらいました。吉祥寺は何度となく訪れた場所だったけど、知らないお店に連れて行ってもらいテンションが上がる私。お店の人とも親しく話して楽しそうなBさんでした。

その後、井の頭公園を半周を歩いて、ベンチに座ってまた色々と話しました。私は、彼の話から、聞けば何でも包み隠さず話してくれる誠実さ・真面目さを感じるとともに、人生の価値観・こだわりが強いことも同時にひしひしと感じました。彼は話も楽しくて、毎回会うと刺激があるけど、私がこれまで送ってきた生活や仕事を結婚したら変えるしかないのでは、と一抹の不安を感じました。

でも、このころは、楽しくて刺激があるし、なかなか出会えない男性であるBさんとの時間を大切にしよう、こだわりの大きさや価値観の違いはあまり考えないようにしよう、と思っていました。

デート中、会社での昇進試験が1ヶ月後に控えていることを話し、Bさんは「試験は大事ですよね、僕も勉強が大変でした」と応援してくれました。

<2回目のデート後>

「また会いたい」、とBさんから熱烈にメールをもらい、1週間後に、再び吉祥寺で会う約束をしました。

<3回目のプレ交際デート@再び吉祥寺>

再び吉祥寺でデート。Bさんといることが自然に感じられるようになってきてきました。

ハイスペックで、仕事ができ、話がいつも面白い彼が自分の中で、「価値」として、抜きん出ていたように思います。

吉祥寺でおしゃれなアジアン料理のお店へ。

ふと誕生日の話になり、なんと偶然にも私たちふたりが同じ誕生日だということが判明。

お互いに目を丸くして驚き、「もしかして運命なのか」という気持ちが頭をよぎりました。

その後、私が行きたかった地下のおしゃれなカフェに行き、まったりと話をしました。

この3回目のデートで、Bさんは私が結婚後、仕事をどうするのかを確認したい場だったようでした。

自分の会社でも、子どもが2人、3人と増えると離職する女性が多いと話がありました。私は、自分の会社では子どもが生まれたあとも働く女性が多く、ほとんどが復帰していることを話しました。

彼は、自分の父親が忙しい商社マンで、母親が専業主婦で家庭を守ってくれたことを繰り返し話し、自分には共働きで子育てをする実感があまりもてない、と伝えました。やる気はあっても、物理的に時間の制約的に難しい、と。

私は、このときBさんに自分のことをもっと理解してほしい、という思いから仕事で頑張っていることを伝えました。

なんだか、変われることをお互いに要求し、どこまで相手が変われるものか、変わる意思があるのかを確認するようなデートになっていきました。

でも、やはりBさんの話は楽しくて、Bさんが自分を好んでいてくれることに、これからのことを予測することができていませんでした。

<3回目のデート後>

本格的に昇進試験の勉強をしないといよいよだめだ!とお尻に火がついた私は、Bさんから毎週会いたいと伝えられても断り、Bさんも試験勉強に集中したいという気持ちを汲んでくれました。

次のデートは、試験が終わった日の夕方に会うことに決まりました。

<4回目のプレ交際デート@東京・丸の内、有楽町

 昇進試験の出来はともかく、終了後にBさんとのデートがあることを楽しみにしていました。

Bさんの待つ東京駅の大丸前に向かい、久々に顔を見て嬉しかったです。

Bさん行きつけの上階にある京都の料亭へ。彼が京都出身であることにちなんで連れて行ってくれたお店は、美味しい白みそのお椀に感激してしまうほど。とても美味しいことを伝えるとBさんは嬉しそうでした。

Bさんからは、仕事でグループ会社の社長への昇進打診があった話があったとのこと。

食事を終えて、有楽町の帝国ホテル上階のバーラウンジへ。スタッフから奥の特別な部屋へ案内されました。

彼から、結婚後の仕事の話を再度振られ、百歩譲って子どもが大きくなってからだったら仕事をしてもいいが、小さい頃は家にいてほしいと伝えられました。

立て続けに、「日本、海外への転勤のときはついてこれるか?」と質問されました。私は半分ムキになってしまい、「離れていても今の世の中大丈夫だと思う」と今思えば、それも意味不明な返答をしました。

自分の仕事は激務だから、共働きで家庭を守ることが厳しいことを告げられ、もう、絶対に交わらない価値観のぶつけ合いがあったように思います。

この日は歩いて有楽町駅に一緒に向かい、バイバイをしました。

 <4回目のデートその後>

 この夜、彼のなかで、すーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと思いが冷めたようでした。本当に分かりやすい人でした。

お礼のメッセージを打ってもいつもすぐある返信がなく、どうしたのかな、と思いました。

<次の日カウンセラーから「お断り」の連絡がくる>

次の日、カウンセラーから連絡がありました。

Bさんから「お断り」の連絡があったと。

私は仕事の手を休めトイレに駆け込み、カウンセラーに電話をしました。

様々に溜まった思いがあふれてしまい、ワッと泣き出してしまいました。

価値観があわない部分はあったけど、楽しかったし、お互いに譲り合って歩んでいけると思った、と泣きながら話しました。

カウンセラーは急遽にも関わらず面談の時間を作ってくれ、仕事終わりの私を迎えてくれました。

もうBさんとは話し合いをすることもできません。このときはとにかく悲しい気持ちしかありませんでした。

「素敵な人だったのに、自分が頑固で彼が求める“仕事を辞める”勇気が持てなかったために、チャンスを逃してしまったのかな」と考えると涙が出ました。

素敵な出会いをなくしてしまったこと。結婚という希望の文字がなくなってしまったこと。頑固な自分のこと、可愛げがない自分のこと。

色々なことが頭をめぐりました。

でも、一方でもっとわかり合いながら進めたかったという思いもありました。

それでも、もっと私が歩み寄れたところがあったの?と考えると自分を必要以上に責めてしまいそうでした。

その日は、とても疲れた心身で、眠りにつきました。

(つづく)

本日は、1【大手結婚相談所編(光がみつからない編)】#3

をお送りしました。

いかがでしたでしょうか?

私の1年間の婚活において、夫の次に、Bさんは最も記憶に残る人でした。

その後、彼には2度街で偶然会っています。

何かしらの人生における縁があったのだろうと思います。

彼は自分に正直でまっすぐでしたし、自分をオープンに最初からさらけ出してぶつかってきてくれた。そんな人はまた稀少な存在だと思います。

きっと今頃、BさんはBさんの望む結婚をして幸せに暮らしていると思います。

Aさん、Bさん、そのほか大手結婚相談所編で出会ったすべての男性に「ありがとうございました」の感謝を込めて。

次回からスタートする2.【個人結婚相談所編(光を探す編)】#4もぜひ、お楽しみにしていただければ嬉しいです。

本日もブログをお読みいただきましてありがとうございました。

あなたの人生の幸せをまるごと、応援しております。

吉祥寺の結婚相談所
マリッジサロン フリッカ(Marriage salon Fricka)

福崎ことみ

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