【33歳総合職ことみの婚活こじらせ体験記#13】救世主さんとのプレ交際３回目デートと暗雲立ち込める出来事。

救世主さんとのプレ交際２回目のデート後、ほどなくして救世主さんの担当カウンセラーから救世主さんの気持ちを教えていただき、真剣交際を考えてくださる方に出会えたこと、そして結婚の光が見えたことに、とてもホッとした当時の私でした。

お見合いが終わったあと、担当カウンセラーが待つ事務所に行き、救世主さんの気持ちが本当にありがたいこと、そして救世主さんとの１回１回のデートを大切にしつつ、他のお見合いやプレ交際も引き続き平行して婚活を頑張っていきたいと思っていることを伝えました。

＜救世主さんとのプレ交際３回目デート＞

初回デートの「お互いのおすすめ映画は見合おう！」という約束から、またもや３回目デートも映画を見ることに。前回は救世主さんのおすすめ映画だったので、次は、私が大推薦する『シン・ゴジラ』を一緒に見ることになりました。

これまでずっと救世主さんがお店や映画館の様々な予約をしてくれていたので、ほんの少しでも御礼をしたいと爆音上映の回で『シン・ゴジラ』を見れる席を予約しました。

この日は少し長めのデートで、IKEA立川店を楽しんだあと、映画館にいき、最後に夕食を一緒に食べるというデートでした。

当日は、当時私が住んでいた最寄り駅立川駅まで来てくれ、まずIKEA立川店に向かいました。

とても寒い日で、寒がりの私は「寒いですね～～！」と震えると、「僕はちょっと皮が厚くて寒さには強いんですよ～」と返答があり、クスっとしてしまいました。

（彼は体格が大きく、ベイマックスのようです）

IKEAでは、おしゃれなマグカップを買う、なんてことはなく、ふたりで買ったのはまさかのトイレの便器掃除ブラシでした笑。

そういうのも、一緒にて気取らずに買えるというのがまたいいな、と思いました。

その後、大好きな『シン・ゴジラ』を特別な爆音上映で見れて大感激。自分がいいな、と思えるものを共有できるお相手が隣にいるということが、またなんだかいいなと思いました。

最後に映画が終わったあとは、夕食をいただくお店に向かいました。美味しいフレンチをいただきながら、将来どんな場所に住みたいか、どんな業界の仕事なのか、といった少し結婚観に近い話もしたりしました。

救世主さんの真剣交際に進みたい気持ちでいる、という気持ちは事前に知っていたので、今日のデートは少し緊張したりでぎこちなかったりするのかな？とデート前は少し心配したりもしたのですが、始まってみればそんな心配はいらないくらい、いつもと変わらない穏やかな笑顔の救世主さんで、今までのデートのように楽しく過ごすことができました。

デート中にお店の方にも穏やかで優しい様子や、会社や家族とも良い人間関係を築いている様子が垣間見え、３回目のデートでも、救世主さんの良いところがまたたくさん見つけることができました。

夕食を食べているときに、次回のデートの話になり、ドライブデートで少し遠出をしてお出かけすることを提案してくれました。

また詳細は、LINEでやり取りすることになり、駅の改札でお別れをしました。

その後、彼から栃木、茨城など関東近郊のドライブデート先の候補場所が届きました。そのなかで、栃木県の益子を選択しました。大好きな益子焼のマグカップが割れてしまい、また買えたらいいなと思っていることを伝えると、彼はすぐに益子行きを快諾してくれ、益子へのドライブデートに決定しました。

初のドライブデートです。

当時、東京の都心に住んでいた救世主さんと東京の郊外の立川駅に住んでいた私。

「立川駅まで迎えに行きますよ！」と言ってくれたものの、それは遠くて申し訳ないと思い、中間地点の荻窪駅で待ち合わせを提案し、ドライブデート当日は荻窪駅で待ち合わせすることになりました。

＜救世主さんの担当カウンセラーにお伝えしたこと＞

救世主さんからの温かい気持ちを伝えていただいたことについて、私の担当カウンセラーから、救世主さんの担当カウンセラーさんへ、素直な今の気持ちを伝えていただきました。

彼の気持ちはとてもありがたいものであり、とても純粋で良い方だからこそ、一回一回のデートを大切にしたい、と私自身も思っている気持ち。

そして、すぐに真剣交際に進むという交際スピードが、私にとって今はまだ早く感じているので、今は温かく見守っていただけたらありがたい、と思っている気持ち。

この２つを担当カウンセラーから、救世主さんの担当カウンセラーさんへ伝えていただいていました。

それに対して、あらためて救世主さんのカウンセラーより「彼はとことん見守る気持ちでおります」とお返事をいただき、またホッとしました。

彼のカウンセラーさんもとても良い方なのだな、と思いました。

＜他の方とのプレ交際デート＞

当時、まだまだ他の方とのお見合いやプレ交際デートもまだまだ同時並行で進めていました。

30代後半のプレ交際のお相手からは、お見合い後の初回デートで真剣交際のお申し出をいただきました。

肩書きはとても素晴らしい方でしたが、万遍なく人に優しくできる人かな？と思ったときに「そうじゃないな」と思ってしまう場面がありました。

担当カウンセラーには、お断りをしました。

そのほか、救世主さん以外で、４名の方とプレ交際は引き続き続けており、それぞれの方がどのような方なのか、デートを通じてお相手を知ること、お互いを知ることを続けていきました。

＜婚活に暗雲立ち込める出来事がある＞

１月半ばを過ぎて、ある日上司に呼ばれました。

現在の部署に着任して２年弱。

自分の体感としては、あと１年ほど今の職場で貢献したいと思っていたのですが、２月から異動であることを伝えられました。

新しい部署は、「かなりハードでものすごく忙しい」と聞いたことのある部署でした。

私のなかで、「今異動したら、婚活はどうなるのだろう」という大きな不安が込み上げました。

今の部署も忙しくはあるのですが、うまく婚活と仕事のリズムを作れていました。しかし、新しい部署はフロア全体が本当に夜遅くまで残業している、そんな部署でした。

平日のお見合いやデートは絶対できないし、土日はもうヘトヘトで体力気力を回復させる日になりそうだ、と容易に想像がつきました。

私の婚活に暗雲が立ち込めようとしていました。

（＃14につづく）