【33歳総合職ことみの婚活こじらせ体験記#18】遂に救世主さんとのプロポーズデートへ♡

前回、真剣交際３回目デートを胃腸炎で果たせなくて、とても残念だったけど、代わりに電話でまた救世主さんの優しい人柄にふれることができました。

真剣交際に入り、彼の存在はますます私のなかで、とても大切で、大きなものになっていきました。

そんな彼からプロポーズをお受けできたら嬉しいな、と自然に思っていました。

そんな気持ちも真剣交際が始まってから、担当カウンセラーに伝えていました。

担当カウンセラーと救世主さんの担当カウンセラーも連絡を密に取り合ってくださっている様子で、”プロポーズは救世主さんの方はいつでも心の準備はできています。３月12日はいかがですか？”と事前に伝えていただきました。

「３月12日にぜひよろしくお願いいたします。」とお返事しました。

真剣交際に入ってから、これまで２回デートをして、３回目デートは急遽電話デートをして。

３月12日というと、３回目デートの１週間後のことです。

いつもデートの中身はお互いに調べ合って、二人で決めていたけれど、３月12日のデートは、彼から「夕食の場所を予約できたよ！初めて行く場所だけど、かなり美味しいみたい！楽しみだね。」とLINEで連絡がきて、彼におんぶにだっこのお任せになりました。

私も大切な日になるので、しっかり体調を整えよう、最大限に可愛くおしゃれをしよう！と思いました。

＜救世主さんとの真剣交際４回目遂にプロポーズへ！＞

３月14日、真剣交際４回目のデートは、16時に渋谷ヒカリエで待ち合わせの約束をしました。

待ち合わせ場所に行くと、髪を短く切って、見たことがない正装のような、スマートなロングコートを来た救世主さんが登場。

いつもよりちょっと緊張の面持ちでした。

その様子をみて「今日はプロポーズの日なんだ」とあらためて実感して、ちょっと私も緊張しながらも、たわいない話をし出したら、すっかり緊張もなく元通りのふたりになっていました。

夕食をいただくレストランに行く前に、六本木の国立新美術館へ行きました。

展示のなかに、彼が仕事で関わっている企画展がありました。

作品を見ながら、救世主さんの仕事を垣間見ることができて、優しい人柄が何より愛おしいものでしたが、素晴らしいお仕事を世の中に発信していることに尊敬の念を持ちました。

その後、赤坂にあるホテルレストランへふたりで向かいました。

個室に案内していただき、大きな窓の向こうには、本当にすぐ近くに大好きな東京タワーが見えました。

ひとつひとつサーブされるお料理は、これまで食べたことのない領域の一皿ばかり。

お料理も、場所も、とてもとても贅沢な時間でした。

メインのお料理が終わり、いよいよデザートが運ばれました。

そして、お店の方が皆さん個室から出られ、個室のドアがそっと閉められました。

優しい笑顔とちょっぴり緊張が混ざった救世主さんから、お手紙をいただき、

「結婚してくれませんか」と最後に文字が書かれてありました。

ついに、この時を迎えました。

ずっとこの瞬間を、大切な人と迎えたいと思い始めた婚活。

その婚活がいま終わりを告げようとしていました。

私はなんだか夢の中にいるような気持ちで、現実味があまり持てませんでした。

それだけ、ずっと私にとって大きな大きな目標となる瞬間だったのです。

彼は、プロポーズのあと、

「ことちゃん、仕事が忙しいだろうから、返事はいつでも大丈夫だから。」と言ってくれました。

もう、救世主そのもの、まさに聖人のようでした。

私はその場で、もちろん、「よろしくお願いします。」と応えました。

お店の方に記念写真を取ってくださるようにお願いして、お店の方も「あ！プロポーズ成功したんだな！」とホッとされているように見えました☺

はじめて、二人揃って写真を撮りました。

大好きな東京タワーをバックにして。

＜喜んでくれたたくさんの人たち＞

その日、すぐに福岡の両親に電話をしました。

婚活をしていることを知らせていなかったので、

婚活を頑張っていたこと、そして今日救世主さんからプロポーズをしていただいたこと。

このふたつを両親に伝えると、「えー！！！！！」と電話口で本当にびっくりしていました。

でも、すぐに「よかったね」と喜んでくれ、１週間後に彼と一緒に福岡へ挨拶にいくことを快諾してくれました。

「待ってるからね」と両親はとてもうれしそうでした。

（あとから聞くと、その夜、父はなんだか眠れなかったそうです。）

そして、担当カウンセラーにもすぐに連絡をしました。

「本当におめでとう！！！いい人を見つけたね！！！！」ととても喜んでくれました。

また、真剣交際に進む前に背中を押してくれた親友も「すぐに会いに行きたいよー！！」と自分のことのように喜んでくれました。

救世主さんのような人に出会えて、本当に幸せ者だと思いましたし、

喜んでくれたたくさんの人たちの存在がとてもありがたかったです。

救世主さんを連れて、一週間後、ついに福岡へ。

両親に早く救世主さんに会ってもらいたくてとても待ち遠しい一週間でした。

（＃19につづく）