【戦略リセット実録 #4】自己流「心機一転」の罠。なぜ私の婚活は迷走し、暇な土日が増えたのか

努力女子専門結婚相談所 マリッジサロン フリッカの福崎ことみです。

前回、ハイスペック商社マンBさんとの交際が、「キャリアと結婚の衝突」という戦略的な失敗で終わったお話をしました。その絶望が、私を「思考OS」の必要性へと導いたのですが、当時はまだその答えがどこにあるか知りません。

今日からは、個人の結婚相談所編がスタートします。「大手でダメなら、個人で光を探そう」と決意した、迷走と覚醒のプロセスについてお話しします。

目次

🚨 自己流「心機一転」の罠:論文のような自己PRと売れない女優の写真

Bさんとの破局後、私は「とにかく前を向こう」と奮起しました。しかし、当時の私の「頑張り」は、依然として自己満足の延長線上でした。

  • 自己PRの改訂: 「自分の価値観を尊重して理解してくれる人がいい」という思いから、私のこだわりを羅列した論文のような文章に。お見合いのための文章ではなく、論理的な自己主張の塊でした。
  • 写真の再撮影: 「心機一転変えたい」という感情的な理由だけで撮り直した写真は、「売れない昔の女優の卵のような…」客観性を欠いた、独りよがりの仕上がりでした。

当時の大手相談所のカウンセラーは、その致命的な変更に対し、「わかりました」と何も言わずに差し替えてくれました。「戦略なき努力」に、誰もストップをかけなかったのです。

💔 お見合いの「ゼロ回答」がもたらした焦燥

その結果、「新しい私で頑張る!」という意気込みとは裏腹に、お見合い成立も申込みもパッタリと途絶えました。

スマホに通知はなく、婚活のために空けた土日は無為に過ぎていく。「以前の写真と自己PRのほうがうまくいっていた」と頭では分かっていても、「価値観の衝突は嫌だ」という感情的なこだわりが邪魔をして、立ち直れません。

私は、「自己流の努力(D:Do)はしたが、客観的な評価(C:Check)も戦略的な改善(A:Action)もできていない、最悪のPDCAサイクルに陥っていました。

💡 「結婚したいと思われる視点」への気づき

この暇な土日に襲われる強い焦燥感の中で、私はようやく一つの問いに辿り着きます。

「結婚相手である男性が、結婚したいと思う視点から逆算して、婚活を考えること」が、私には完全に抜け落ちていたのではないか?

「自分よがり」の婚活では、男性から見て魅力的な女性になれていないのではないか?

思い立ったらすぐ行動するのが私の取り柄です。私は、「論理的に男性の視点を教えてくれる人」を求め、すぐに男性カウンセラーを探しました。

🚪 大手結婚相談所の退会と「戦略の専門家」への第一歩

カウンセリング当日、その男性カウンセラーは、私の「論文PR」と「女優の卵写真」をみて、「男性には全然刺さらない」ことを冷静に、そして容赦なく伝えてくれました。

落ち込みました。しかし、「この人は今までとは絶対に違う、正しい戦略を持っている」と確信しました。33歳の誕生日が迫る中、私は「このカウンセラーを信じてついていこう」と決断。

その後、淡々と手続きが進められ、私は大手結婚相談所を退会しました。そこには、私の戦略の迷走を止めてくれる「戦略のプロ」はいませんでした。

この退会こそが、フリッカの「戦略リセット」の原型となる「視点の転換」を求めた、私の人生の大きな一歩だったのです。

✅ 次回予告:光を探す旅の始まり

次回は、「男性の視点から逆算する婚活」を実践する中で、私が新たに直面した「思考OS」の深い課題についてお話しします。どうぞお楽しみに。

本日もブログをお読みいただきましてありがとうございました。

あなたの人生の幸せをまるごと、応援しております。

努力女子専門結婚相談所
マリッジサロン フリッカ(Marriage salon Fricka)

福崎ことみ

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