【努力女子の婚活③】ハイスペック商社マンとの価値観衝突:仕事OSの限界


「もしかして、運命なのかもしれない…」

同じ誕生日。ハイスペック商社マン。刺激的なデート。

でも、3回目のデート。彼の質問が、私の心に突き刺さりました。

「結婚後の仕事、どうするの?」

前回、論理的すぎて最高の相手を逃した私。今回は、「努力女子のキャリアと結婚の衝突」という、もっと深い問題に直面することになります。

努力女子専門結婚相談所 マリッジサロン フリッカ
代表 福崎ことみ

第2話:論理的すぎて最高の相手を逃した私の失敗


目次

1. くしゃっとした笑顔に惹かれて

1-1. お見合い申込

40歳のAさんとのプレ交際が終了したあと、38歳のBさんからお見合い申込がありました。

Bさんのプロフィール:

  • 38歳、帰国子女
  • 丸の内にある大手有名商社勤務
  • お見合い写真:くしゃっとした笑顔

私は、すぐにOK。


1-2. お見合い当日

新宿のホテルラウンジ。

私は、白のブラウスに菜の花色のスカートで、待ち合わせ場所に向かいました。

Bさんは、早めに到着していました。

目が合うと、「あっ!」とニコっと笑ってくれました。


1-3. 婚活プレゼンの始まり

カウンター席に案内されました。

「なんでも好きなものを頼んでください」

Bさんは、メニューを広げてくれました。

椅子と体を私の方に向け、前のめりで一生懸命話してくれました。

もう、開始1分から婚活プレゼンがスタートした感じでした。

彼が話したこと

  • 自分の生い立ち
  • 私のことをとても気に入って申込をしたこと
  • 実際に会ってとても綺麗だと思ったこと
  • 結婚をしたいと思っていること

とにかく、ものすごいパワーで話をしてくれました。


1-4. 本の話

私は、お互いに本が好きという共通点もあったので、バッグの中に入れていた男女の脳についての本を見せて、ちょっと感想を伝えました。

あっという間に、彼のプレゼンの1時間が終了。

1時間ぴったりで

「お見合いは1時間と言われていますから」

とスマートに席を立ちました。

そして、「絶対に次も会いたいのでよろしくお願いします!」と力強く告げてくれました。

私は、お礼を言って帰宅しました。


1-5. お見合い結果

基本受け身の私は、ストレートに伝えてくれる男性にとても弱く、こう考えました。

「せっかく会いたいと言ってもらったので、もう一度会ってみよう」

担当カウンセラーに、「OK」を伝えました。


2. 神保町デート:価値観の違いを感じ始める

2-1. 1回目のプレ交際デート

Bさんと無事に連絡先を交換しました。

お互い本が好きなこともあり、神保町の話題に。

「美味しいカレー屋さんもあるのでぜひ行きましょう」

快い返事がありました。


2-2. 古本屋巡り

神保町駅で待ち合わせ。

変わらない笑顔で、Bさんが待っていてくれました。

古本屋巡りをしながら、色んな話をしました。

ふと、彼が英語で話すことがあり、学生時代から英語を頑張っていた私は、憧れのまなざしに。

そしてさりげなく、「お見合いのときに教えてくれた本、読みましたよ」と教えてくれました。


2-3. 美味しいカレー

彼のおすすめのカレー屋さんへ。

カレーが、とても美味しくて:

「美味しいお店を知っているんだな」

美味しいもの好きの私は、とても嬉しかったです。


2-4. 千鳥ヶ淵の公園

その後、タクシーを捕まえて、千鳥ヶ淵近くの公園へ。

公園で仲良く座ってお話をしていた40代くらいのご夫婦が、雰囲気がとても素敵でした。

「あの夫婦、いい雰囲気〜」

と二人で語り合ったり。


2-5. 専業主婦の母親の話

ベンチに座って、Bさんが話してくれました。

「なぜ私に興味を持ってくれたのか」

しっかりとした学歴を築きながら生きてきたことを、すごいと言ってくれました。

そして:

「Bさんの父親が商社勤めの忙しい人で、立派な母親が専業主婦として自分を育ててくれたこと」

この話を、感謝しながら話してくれました。

このとき、私は感じました:

「しっかりと家庭を任せられる人を、探しているんだな…」


3. 吉祥寺デート:運命的な偶然と不安

3-1. 2回目のデート

次のデートは、吉祥寺に決定。

Bさんが予約してくれた、本場アメリカ仕込みの知る人ぞ知るピザ屋さんへ。

吉祥寺は何度となく訪れた場所だったけど、知らないお店に連れて行ってもらい、テンションが上がる私。


3-2. 井の頭公園で

その後、井の頭公園を半周歩いて、ベンチに座って色々と話しました。

私が感じたこと:

  • 聞けば何でも包み隠さず話してくれる誠実さ・真面目さ
  • でも同時に、人生の価値観・こだわりが強い

そして、不安:

「私がこれまで送ってきた生活や仕事を、結婚したら変えるしかないのでは…」

一抹の不安を感じました。


3-3. 不安に蓋をする

でも、このころは

楽しくて、刺激がある。なかなか出会えない男性。

こう考えました

「Bさんとの時間を大切にしよう」
「こだわりの大きさや価値観の違いは、あまり考えないようにしよう」

不安に、蓋をしました。


3-4. 3回目のデート:同じ誕生日

再び吉祥寺でデート。

おしゃれなアジアン料理のお店へ。

ふと、誕生日の話に。

「え!?同じ!?」

お互いに目を丸くして驚きました。

「もしかして、運命なのかもしれない…」

この気持ちが、頭をよぎりました。


4. 価値観の衝突:3回目のデート

4-1. 「結婚後の仕事、どうするの?」

その後、地下のおしゃれなカフェへ。

この3回目のデートで、Bさんは私に確認したかったようでした:

「結婚後の仕事、どうするの?」


4-2. お互いの主張

Bさんの話:

  • 自分の会社でも、子どもが2人、3人と増えると離職する女性が多い
  • 自分の父親が忙しい商社マンで、母親が専業主婦で家庭を守ってくれた
  • 共働きで子育てをする実感があまり持てない
  • やる気はあっても、物理的に時間の制約的に難しい

私の話:

  • 自分の会社では、子どもが生まれたあとも働く女性が多い
  • ほとんどが復帰している
  • 仕事で頑張っている

4-3. 交際ではなく、交渉に

なんだか

変われることを、お互いに要求し、どこまで相手が変われるものか、変わる意思があるのかを確認するようなデートになっていきました。

でも、やはり

Bさんの話は楽しくて、Bさんが自分を好んでいてくれることに、これからのことを予測することができていませんでした。


5. 4回目のデート:決定的な別れ

5-1. 昇進試験後のデート

昇進試験の勉強で忙しく、次のデートは試験が終わった日の夕方に決まりました。

試験の出来はともかく、Bさんとのデートがあることを楽しみにしていました。


5-2. 京都料亭

Bさんの待つ、東京駅の大丸前へ。

久々に顔を見て、嬉しかったです。

Bさん行きつけの、上階にある京都料亭へ。

彼は京都出身でした。

美味しい白みその お椀。

一口食べて、感激してしまいました。

「美味しい!」

Bさんは、嬉しそうでした。


5-3. 帝国ホテルのバーラウンジ

食事を終えて、有楽町の帝国ホテル上階のバーラウンジへ。

スタッフから、奥の特別な部屋へ案内されました。


5-4. 最終確認

彼から、再度振られた質問:

「結婚後の仕事の話」

「百歩譲って、子どもが大きくなってからだったら仕事をしてもいいが、小さい頃は家にいてほしい」

立て続けに

「日本、海外への転勤のときは、ついてこれるか?」


5-5. 私の意味不明な返答

私は、半分ムキになってしまいました。

「離れていても、今の世の中、大丈夫だと思う」

…今思えば、意味不明な返答でした。


5-6. 絶対に交わらない価値観

自分の仕事は激務だから、共働きで家庭を守ることが厳しい。

彼は、こう告げました。

もう、絶対に交わらない価値観のぶつけ合いでした。

この日は、歩いて有楽町駅に一緒に向かい、バイバイをしました。


5-7. すーーーーっと冷めた

この夜、彼の中で、すーーーーっと思いが冷めたようでした。

本当に分かりやすい人でした。

お礼のメッセージを送っても、いつもすぐある返信がありません。

「どうしたのかな…」


6. トイレで泣き崩れた日

6-1. 「お断り」の連絡

次の日。

仕事中、カウンセラーから連絡がありました。

「Bさんから、お断りの連絡がありました」

私は、仕事の手を休めました。

そして、トイレに駆け込み、状況を確認するためにカウンセラーに電話をしました。

様々に溜まった思いが、あふれました。

仕事中なのに、ワッと泣き出してしまい涙がしばらく止まりませんでした。


6-2. 泣きながら話したこと

「価値観が合わない部分はあったけど、楽しかった」
「お互いに譲り合って歩んでいけると思った」

泣きながら、話しました。

カウンセラーは、急遽にも関わらず、面談の時間を作ってくれました。


6-3. 自分を責める

このときの私は、こう考えました

「素敵な人だったのに、自分が頑固で、彼が求める『仕事を辞める』勇気が持てなかったために、チャンスを逃してしまったのかな」

涙が出ました。

色々なことが、頭をめぐりました

  • 素敵な出会いをなくしてしまったこと
  • 結婚という希望の文字がなくなってしまったこと
  • 頑固な自分のこと
  • 可愛げがない自分のこと

6-4. でも、一方で

一方で、こんな思いもありました

「もっとわかり合いながら進めたかった」

でも、こうも考えました

「もっと私が歩み寄れたところがあったの?」

自分を、必要以上に責めてしまいそうでした。

その日は、とても疲れた心身で、眠りにつきました。


7. 今なら分かる:本当の問題

7-1. 当時の私の解釈

当時の私は、こう思いました

  • 私が頑固だから、失敗した
  • 私に可愛げがないから、断られた
  • 仕事を辞める勇気がないから、結婚できない

→ すべて、自分のせいだと思いました。


7-2. 今なら分かる

しかし、フリッカのメソッドを確立した今、この失敗を論理的に分析できます。

問題は「可愛げのなさ」ではありませんでした。

本当の問題:

  • ✅ BP像(理想のパートナー像)が曖昧だった
  • ✅ Bさんとの価値観が根本的に違った
  • ✅ 価値観の違いに気づくのが遅すぎた

これは「戦略の衝突」でした。


8. 次回予告

Aさん、Bさんとの交際終了を通じ、私は悟りました。

「大手でプロに頼っても、根本的な戦略が変わらなければ、結果は出ない」

次回から、個人の結婚相談所へと婚活の舞台を移し、「戦略リセット」の答えを求めて模索する日々をお話しします。

第4話を読む


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本日もブログをお読みいただきありがとうございました。

あなたの人生の幸せをまるごと、応援しています。

努力女子専門結婚相談所 マリッジサロン フリッカ(東京・中野)
代表 福崎ことみ

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